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2024.12.15
CONSOLE
[TEKKEN 8] ディレクターが語る第四弾追加キャラ「クライヴ」の注目ポイント
『FINAL FANTASY XVI』より、クライヴ・ロズフィールドが参戦!
亡国ロザリアの第一王子であり、召喚獣の力をその身に宿す異能者”ドミナント”でもある、クライヴ・ロズフィールド。
己の信念に基づき”人が人として生きられる場所”を作るための戦いを続けていたクライヴだったが、最終決戦を控えたある日、何者かの強い精神干渉を受け意識を失ってしまう。
しばらくして、相棒のトルガルの鳴き声で目を覚ました時、彼の周囲には見たこともない光景が広がっていた。
そこが自分の知る大地――ヴァリスゼアでないことを理解したクライヴは、元の世界へ帰る手段を求めて動き出す。
「ジル、ジョシュア……待っていてくれ!」
イフリートやフェニックスなど、原作の技をアレンジした“召喚獣アクション”
「鉄拳」がほかのタイトルとコラボレーションをするときは、コラボ先のキャラクターへのリスペクトから“最高の状態で登場させる”ことを念頭に置きます。そこで今回は、クライヴが『FINAL FANTASY XVI』で用いたすべての召喚獣アクションを入れると決めて制作を進めました。フェニックスシフトでの急接近、イフリートの力を使ったラッシュ、バハムートウィングでの滞空、相手の攻撃を受け止めて反撃するタイタンなど、召喚獣を使ったさまざまな技をくり出せます。
中にはテクニカルなものもあり、例えばオーディンの技を当てていくと体力ゲージ下部の数字の段階が上がり、最終的に強力な斬鉄剣を発動できます。また、リヴァイアサンは原作ではジャストリロードのような要素を持つ召喚獣だったので、本作ではタイミングよくボタンを押すと攻撃がパワーアップするという、やや上級者向けの技に仕上げています。
体術に関しては原作に存在しない動きが多かったため、試行錯誤を重ねました。パンチやキックを格闘家のように作ると、特定の流派のものになってしまいがちです。そこで“クライヴがしそうな動き”にこだわり、攻撃動作やフォロースルーに荒々しさを持たせています。例えば蹴りから斬り上げにつなぐマーセナリーカットという技は、“クライヴが騎士ではなく、傭兵として使う荒っぽい技”というイメージです。
多くの要素を取り入れながらも両作品のファンが楽しめる遊びやすさを追求
『FINAL FANTASY XVI』は、簡単な操作で多彩な攻撃を出せるため、幅広い層の方がプレイできるように作られていました。本作でも遊びやすさは意識し、ボタンを連打しているだけでもひととおりのコンボができるようにしています。スペシャルスタイルに切り替えれば、さらに手軽な操作にできるので、対戦格闘ゲームに不慣れな方でも、壮快感のあるバトルをお楽しみいただけます。
フェニックスシフトにはいろいろな技から移行でき、そこからライジングフレイムを出せるなど、原作に近い感覚でプレイできる点も見どころです。技によっては、相棒の狼であるトルガルが出てきてフォローしてくれます。ヒート状態に関しては、原作におけるパワーアップ状態のリミットブレイクを再現しています。このときはトルガルもしっかりフェンリル化しています。
バトル以外では、キングをその風貌からクァール(モンスター)と見間違えたり、リロイの連れているシュガーとトルガルが交錯したりと、ちょっとした演出もあるので、ぜひ探してみてください。
原作のデザインを活かしつつ「鉄拳」の世界で違和感のないスタイルに
スクウェア・エニックスさんからは、クライヴが「鉄拳」の世界で仁や一八たちと並んでも遜色のない見た目にしてほしいというオーダーがありました。そこで、元の3Dモデルをベースに、脚まわりや上半身を含めたシルエットを調整して、ガタイのいいファイターと比べても違和感のない形に仕上げています。体格を調整しながらもスタイリッシュな部分は残したので、モデリングについては『FINAL FANTASY XVI』のプロデューサーの吉田直樹さんからもお墨付きをもらいました。原作のファンの方にも納得していただけるはずです。
原作と少し異なるのは、クライヴが持っている剣です。原作を完全に再現したところリーチがかなり長くなってしまったので、対戦格闘ゲームとしてのバランスを考慮して短くさせていただいています。また、衣装はデフォルトのもののほか、ザンブレクの傭兵時代の服や、原作ではアップデートで追加されたイフリートブラックも選択可能です。いずれも細かいディテールにこだわっているので、注目してください。
新ステージ「PHOENIX GATE」では数々の演出がバトルをさらに盛り上げる
クライヴと合わせて追加されるバトルステージの「PHOENIX GATE(フェニックス・ゲート)」にも、こだわりが詰まっています。開始前にはイフリートとフェニックスの召喚獣バトルが見られますし、相手を壁にぶつけるとフェニックスの追撃が発生します。また、最初は城で闘い、ラウンドが進むと『FINAL FANTASY XVI』でクライヴが顕現したあの場所へ移動します。BGMも前半は「Away」が、後半は「Find the Flame」が流れるので、テンションの上がるステージ構成になっています。
もう1点こだわった点としては、クライヴはレイジアーツで最終ラウンドに勝利した場合に特別な演出が入り、『FINAL FANTASY XVI』ひいては「FINAL FANTASY」シリーズでおなじみのファンファーレが流れます。大いに盛り上がる仕掛けになっているので、注目してください。
なお、原作の再現にはこだわっていますが、もちろんクライヴも鉄拳シリーズでおなじみの「キャラクターカスタマイズ」に対応しているので、様々な衣装に着替えさせたり、カラー変更などのアレンジが可能です(※)。クライヴの実装と同時期にフォトモードの機能強化(表情や手の握りの設定)も入るので、対戦だけでなくコーディネートや撮影も楽しめます。
ぜひ、原作を遊んだファンの皆さんにも『鉄拳8』のクライヴをプレイしていただき、FINAL FANTASY XVIチームが全面協力のもと、鉄拳プロジェクトが細部までこだわって開発した今回のコラボレーションを楽しんでいただけると嬉しいです。
※一部カスタマイズできない部位がございます。詳しくは各プラットフォームストアの商品ページをご確認ください。
■クライヴのさらに詳しい情報は動画でチェック
『鉄拳8』と『FINAL FANTASY XVI』の開発陣によるスペシャルトーク映像が公開中!
TEKKEN 8 x FINAL FANTASY XVI Dev Talk -Round 1-
https://youtu.be/342Fq2GoETc
TEKKEN 8 x FINAL FANTASY XVI Dev Talk -Round 2-
https://youtu.be/XTXh3QooAEQ
TEKKEN 8 x FINAL FANTASY XVI Dev Talk -Round 3-
https://youtu.be/qtNL2qImc6A
■第四弾追加プレイアブルキャラクター「クライヴ・ロズフィールド」と新バトルステージ「PHOENIX GATE」は各プラットフォームストアで配信中!
プレイアブルキャラクター「クライヴ」&バトルステージ「PHOENIX GATE」セット
●PS5
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0700-PPSA10592_00-TK8Y1GUESTSET000
●Steam
https://store.steampowered.com/app/3303020
●XSX|S
https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/productid/9NDHK7QL8XS3
プレイアブルキャラクター「クライヴ」
●PS5
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0700-PPSA10592_00-TK800CHAY1GST001
●Steam
https://store.steampowered.com/app/3145880
●XSX|S
https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/productid/9NQRN9KZZPGK
バトルステージ「PHOENIX GATE」
●PS5
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0700-PPSA10592_00-TK800MAPY1GST001
●Steam
https://store.steampowered.com/app/3145890
●XSX|S
https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/productid/9NBHW0MWX532
●「クライヴ・ロズフィールド」プロフィール
https://tk8.tekken-official.jp/character/index.php?chara=clive
●「クライヴ・ロズフィールド」トレイラー
https://youtu.be/P_gsamH4GUE