「鉄拳」シリーズの日本eスポーツ連合（JeSU）公認プロライセンスは、「鉄拳」を通じた自己実現を支援し、選手やファンの活動をさらに活性化することを目的に2018年に発行を開始しました。

最初のライセンスは2018年2月11日(日)に開催された「闘会議2018 鉄拳7　～Break the world～ プロライセンスマッチ」の上位入賞者4名（ノビ、タケ。、ペコス、破壊王）に発行され、さらに過去の海外大会での成績を考慮したメーカー推薦により4名（ユウ、ダブル、AO、ノロマ）に発行されました。

その後は、主に「MASTERCUP TRY」を中心としたプロライセンス発行大会にて優秀な成績を収めた選手を対象に、毎年度1～3名にプロライセンスを発行して参りました。2024年9月時点で、17名の選手がプロライセンスを所持しており、選手一人ひとりに対して可能な限りのサポートを行っております。

▼メーカー推薦によるプロライセンスの発行について

2018年のライセンス発行開始当時と比べて、国内外のeスポーツを取り巻く市場環境は大きく変化しました。この変化に対応するため、「鉄拳」シリーズの競技シーンが『鉄拳8』に移り変わったことを機にプロライセンス発行ポリシーを見直し、年度ごとの発行機会を拡大することを決定いたしました。

方針の変更を受け、まずは「TEKKEN World Tour 2024（TWT2024）」のグローバルリーダーボード（世界ランキング）およびリージョナルリーダーボード（日本ランキング）の上位入賞選手を対象に審査を実施いたしました。結果、以下の3名について日本eスポーツ連合へプロライセンス発行のメーカー推薦を行い、10月29日付けでJeSU公認プロライセンスが発行されました。

Rangchu選手
世界ランキングで11位となりファイナリストの権利を獲得。日本ランキングでもプロライセンス未所持の選手の中で最上位。「TEKKEN World Tour 2018」での優勝経験を含め、長期にわたる世界トップクラスの実績を持つことが推薦理由です。

少年選手
日本ランキングにおいて、プロライセンス未所持の選手の中でRangchu選手に次ぐ2位を記録し、ファイナリストの権利を獲得。TWT2024の国内予選大会では、ランキング上位入賞者の中で最多の参加回数とトップクラスの上位入賞率を誇り、今シーズンの国内競技シーンにおいて高いレベルのパフォーマンスを安定して発揮したことが推薦理由です。

マツバ選手
日本ランキングにおいて、少年選手と最終戦までファイナリストの座を懸けた熱戦を展開し、プロライセンス未所持の選手の中で3位を記録。TWT2024の国内予選大会では、ランキング上位入賞者の中で最多の参加回数と高い上位入賞率を誇り、安定した実力を証明。特筆すべきは、「MASTERCUP TRY」で3大会連続トップ8入りを達成するなど、長期にわたる国内トップレベルの実績が推薦理由です。

▼プロライセンス発行大会の開催について

2025年2月23日(日)に『鉄拳8』では初となるプロライセンス発行大会「MASTERCUP TRY TOKYO 2025」を開催予定です。本大会では当日の参加人数に応じてプロライセンスを発行する方針です。具体的な発行基準は以下の通りです。

・100～149名の参加：上位1名に発行
・150～199名の参加：上位2名に発行
・200名以上の参加：上位3名に発行

※発行基準が「エントリー人数」ではなく「参加人数」である点にご留意ください
※本大会は、Top8まではBO3（2先）、Top8以降がBO5（3先）のレギュレーションです

エントリーは本日11月1日(金)18時より以下サイトにて開始予定です。皆さまのエントリーをお待ち申し上げております。

エントリーはこちら
https://www.start.gg/tournament/mastercup-try-tokyo-2025/details

今後も「鉄拳」の競技シーンを通じて、より多くの選手に活躍の場を提供し、国内コミュニティの発展に尽力してまいります。